妻が待望の赤ちゃんを妊娠している事がわかりまして
まず、解決しなければならない課題の一つが
猫を寝室に入れないようにすることでした.
なにせうちの猫たちは必ずと言っていいほど
寝ている人間に対して上をまたいで走りまわったり
お腹の上にのっかって休んだりするのです.
これは椅子に座っているときですけど,
起きていても寝ていても関係なく乗ってきます
この記事を書いている今も!
本来なら,猫様にマウントを取られる時間は
われわれ人類にとっては生きる喜びともいえる至福のひと時.
しかし、いくら世界一美しい我が家の猫様と言えども
大切な命を身ごもった妻のお腹の上に乗られては困ります
設計当初から大きなワンルーム的な空間を目指していたため
うちには水回りと収納以外には間仕切り壁がありません
つまり「寝室」と呼べる部屋はなく
吹き抜けと一続きの空間にベッドが置いてある状態でしたから
猫たちは昼も夜も自由に布団の上を走り回っていました
こんな状態ではおちおち眠ってられません
↑これがベッドスペースです
誰だ?こんなデタラメな設計をした建築士は!
あ、私です
ということで早急に壁を築き,
猫たちの魔の手から妻とお腹の子の安眠を守る必要がありました
そう,これは、寝室に侵入を繰り返す猫たちと、
それを防ごうとあがき続ける人類との壮絶な戦いの記録なのである
まず、1.7mほどの高さの本棚をSPF材でつくりました
天井までの高さにしなかったのは
やはりワンルーム感を少しでも残したかったからです
同じ理由で足元も少し空いています
そして本棚の中に引き込める引き戸を作りました
↑吹抜け側からみた様子
ここまでくるのに丸5日はかかりました
週末だけの作業なので3週間ほどを要しています
でもこれで、やっとぐっすり眠れそうかなと
少しづつ希望がみえてきました
この頃の僕たちは、まだ猫の身体能力をあなどっていたんです
あんなことになるなんて…
はい
いとも簡単に突破されました
だん君にとっては170cmくらいの壁をよじ登るのは朝飯前のようです
ならば!これでどうだ!
木の丸棒φ25mmで柵を作りました(すきまは65mmくらいです)
本棚の側板に穴を空けて、棒を指しています
反対側の壁には下地がないので片持ちで固定しています
だって、壁に穴をあけたくなかったんです
でも、結局それが仇となりました
ああ,なんて執念だ!
もう穴がどうこう言ってらんないよ!
なんとしても奴を食い止めるんだ!
慌てて作ったので少し斜めっちゃいましたが
これでやっと、だんくんは引き戸の上から侵入することを諦めました
でも
でも、まだ終わりじゃなかったんです
次回予告
このまま放っておいたら,いつかまた侵入してしまう!
顔を突っ込むのをやめさせるには...
つづく!