前回の緑化駐車場の状況報告から1年半が経過しました
その間の駐車場の様子をご報告します。
まず、前回報告したとおり2019年の4月に土を補充したあと
5月、6月と順調に勢いをつけていたコルシカミントでしたが
この記事のあと
7月、8月の暑さのため一気に枯れ込みました
湿気のあるところは枯れるというか、腐るというか、
溶けるように、真っ黒にベターっとなるんです
こちらは乾燥してパリパリに赤くなってしまいました
というのが2019年8月の様子
ごらんの通り、大ダメージを受けたものの
全滅ではありませんでした
枯れたところも、根っこだけでも残っていれば
また生えてきてくれるし大丈夫
と思っていましたが...
9月の大雨により土が流失してしまい
見るも無残なスッカスカのブロック敷きの状態に...
その後、いくら待ってもコルシカミントはが復活する事は無く
ついに半年以上も砂漠状態でほったらかしてしまいました
駐車場の緑化に挑戦することはいいことですが
維持に失敗した挙句、裸の土のままほったらかしにするくらいなら
もう緑化なんてするなと言われても仕方がないくらい
ほったらかしにしていました
ほったらかしはいけませんね
夏が本格化して、また枯れ込む時期がくる前に
なんとか緑の復旧をしなくてはということで
まずは土(砂)の補充から取り掛かりました
ちょっとお高いプレミアムな補充土(砂?)
まだ健在の部分にも補充するため
今回は初めて芝の目砂を使ってみました
白い砂と、灰色の炭のような粒で構成されていて
サラサラとして水はけが良さそうな印象です
あと、コルシカミントはアルカリ性を好むので
苦土石灰も足します
続いて、生き残ったコルシカミントの移植をします
昨年の大雨の時点で枯れていなかった範囲は
青々と元気に茂っています
ここから、ひとすくい、ふたすくいと拝借して
砂漠と化してしまった場所に植え込みますと、ここで気が付いたことがあります
やわらかい土が豊富にある場所は枯れてしまっているのに
砂利にへばりついた箇所は結構残っています
これは砂利のお蔭で風通しがよくなり
高温多湿になる時期の蒸れによるダメージが
土の地面に比べると少ないからかと推測します
コルシカミントは性質がややこしくて
思った通りに育たない草だと言われてはいますが
この性質を逆手にとって、
土ではなく砂利をメインに充填するのもいいかも知れません
これをヒントに、試しに土の表面を
砂利に置き換えてみるのも有効かも知れません