イスは働き者です
食事や仕事をする私たちのお尻を支えてくれています
そして猫たちにとっても、気持ちの良い休憩場所にもなります
たまには爪を研がれます
それでも黙って支えてくれる頼れるやつなんですが
座面がボロボロだぞ!
弾力のある柔らかいビニールレザーだと割とすぐにボロボロになります
買って3年でこのありさま
著作権切れの安いデザイナーズチェアは猫の格好の爪研ぎ場
というか、来客が無くて座る人がいないから
もはや猫専用のおくつろぎスペース
どうしてこんなになるまでほっといたんだ!ほっといたのは私だ!
うちには10年前に中古で買った天童木工の白いビニールレザーのイスもありますが、こちらは数カ所に爪が刺さった跡がある程度です
どちらもフレームは木製で、10年と言わずに20年以上もちそうな太さと重さがありますが、値段の差は張り生地の強度の差になって現れました
革が剥がれただけで、また2万円かけるのはもったいないので生地の張り替えに挑戦します
イスの裏のネジを緩めると
ネジではなくただの木ビスでした
お尻の方に向かってビスが刺さっているシンプルな構造、どおりで安いわけだ
座面を引っ張ると、ビスだけではなくのり付けもされているようで
ビリビリと音をたてながら座面が外れました
これで、わんぱく二歳児も難なく捕獲することができるようになりました
やったね♪
しかも、大人が座ろうとすると空気椅子トレーニングもできちゃう優れもの
※危ないので真似しないで下さい
さて、座面の新しい生地は何にするかはかなり迷いました
候補その① 帆布
感触が優しくて温かみがあり色の種類が豊富で爪がたちにくい
ただし全くほつれない訳じゃないし、猫がくつろぐと抜け毛がこびり付くのも難点ですね
特にズボラな私たちにとっては掃除する場所が増えるのがストレスで、、、
猫の抜け毛が少なくて、こまめにコロコロ掃除をされるまめな方におすすめします
候補その② ビニールレザー
冷たい感触とニセモノ感、耐久性が商品によってまちまちなのが難点
特にネット注文では耐スクラッチ性を謳っている商品もあるものの、どれほど強いのか想像できなくて不安
候補③ 本革
本物志向の方どうぞ、
おじょうさまにはお似合いかもね
多分硬くて貼るのが大変だと思いますが
それに、うちの安物のイスには分不相応ですよ
ということで、掃除が楽なビニールレザーにしました
ズボラな私はボロボロになった古い生地を剥がすこともせず、上から被せました
ズボラなのでかなり大きめにざっくり切って貼りました
しかも普通のホッチキスで止めました
大きいステープラーじゃなくて家にあった百円のやつでね
ええ、ズボラなんですよ僕
表から見たら綺麗でしょ?
心配だった耐久性ですが、一年たった現在では爪が刺さった跡がまだひとつもありません!
さすが耐スクラッチ
でも猫さんたちの爪はこまめに切ってあげましょうね
うちは一ヶ月に1回くらいですけどね
ズボラなもんで
ところで、ズボラという言葉はもともと凹凸が無くのっぺりした様を表す『ずんぼらぼう』が変化したものらしいっすよ
おい、誰が特徴が無い平らな顔だって?